みむの日々生活あれこれ

シンガポール在住、目標は飄々と生きること。日々食べて寝る。

エクストリームシリーズ② try! dry! YONG TAU FOO!

こんばんは、シンガポール在住のしがない会社員みむです。

 

今この記事を書いているのが2020年12月29日の夜である。

今日も日中は仕事をしていたし、明日も通常通りの勤務である。

 

シンガポールの仕事納めは31日で、その日は半ドン(午前中だけ仕事の意。)。

なお、仕事始めは、通常であれば仕事始めは2021年1月2日。

(ただし、2021年は1月2日が土曜日のため、実際の仕事始めは1月4日となる。)

 

たぶんこれが一般的な年末のスケジュールなのであるが、

「えっ?実質正月休み1日しかないやん!」

って言いたくならへんか。なるやん。なるやろ。

 

去年は実際にそう感じたし、普通に叫んだ。阿鼻叫喚。

日本で仕事をしていた頃は、年末年始の一般的な6連休ですら少ないと思っていたのに、シンガポールはもっと短い。

地球大好き、人間仕事嫌い、な当方にとってこれは由々しき事であった。

 

はずなのだが、しかし不思議なものでそんなことにも慣れてしまった。

本当に不思議なことである。仕事は相変わらずやりたくはないけど。

 

 

さて、今回は愛するヨントーフ(シンガポールのローカルフード、おでんみたいな食べ物。)の記録まとめ第2回。

 

前回はこちらをご参照ください。

 

memeinsg.hatenablog.com

 

最近知ったのだが、ヨントーフにも種類があって、客家(ハッカ)やアンパン(マレーシアの地方の名前らしい。)などがあるようだ。

 

ちなみに、友人のマレーシアの方はアンパンヨントーフが一番美味で、特にマレーシアのそれは最高だ、とのこと。

 

2020年12月29日現在、シンガポールとマレーシアはコロナウイルスの影響のため、自由に行き来することができない状態であり、またいつから往来が可能になるかも見通しが立っていない現状がある。

 

いつかマレーシアとの往来が再開されたら、是非ともその美味なヨントーフを食べるためにマレーシアを訪れてみたい。

 

さて、今回はタイトル通り、ヨントーフをドライで食べてみよう、というものである。

 

ヨントーフとは、おでんのような食べ物であることは先述のとおりであるが、それは「スープ」タイプのヨントーフであり、「スープ」以外に、あんかけのようなソースをかけていただく「ドライ」タイプも存在する。

 

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↑前回の記事で紹介したヨントーフ。これが「スープ」タイプ。

 

他にもお店によっては「スープ」タイプの中に「ラクサ」スープがあったり、「スープ」タイプ一本で勝負していたりと、店により選択できるメニューは様々である。

 

これまで当方は、スープタイプばかりを食べてきたが、先述のマレーシアの友人から「一度はアンパンヨントーフのドライを是非食べてみてほしい。」とのアドバイスをいただき、今回ドライタイプを積極的に注文してみた次第である。

 

このドライタイプの率直な感想は、美味い。

月並みだけど、美味い。とても。

 

優しく温かいスープももちろん美味いのだが、あんかけのような醤油のコクが効いたアジア人好みのソースが具材としっかり絡んで癖になる。

ヨントーフの世界は深く広く果てしない。

これからも積極的に様々なヨントーフを食べ歩きたい。仕事はしたくない。

 

ちなみに、ドライかスープかの選択は、選んだ具材をお店の方に渡すときにだいたい聞かれるので希望を伝えるか、具材を渡すときに自分で言えばOK。

当方は英語が壊滅的なため、「ドライ!」と言うもスープで出てきたことが何度かあった。でもへこたれないもんね。

 

 

 

⑤109 YongTau Foo

90 circular Rd, Singapore 

 

既に前回の記事①で記録済みのこのお店であるが、ドライタイプもとても美味だったので。

スープで茹でられた具材は麺とともに器に盛られ、ソースはその上に。スープも別の器で提供される。

ソースはとろみがしっかりとついており、オクラやツルムラサキといった粘りのある野菜や麺との相性抜群。一緒に口に入れれば、触感でも味でも厚みのある食べ応えが感じられる。

個人的に、はずすことがない幸せのお店。いつでも行きたい。

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⑥Ampang Yong Tao Foo

71 Telok Ayer St, Singapore

 

 次は、マレーシアの友人から教えてもらったお店。

シンガポールの電車、MRTの青い路線Telok Ayer駅から歩いてすぐ、china square food centre内にあるSUNGEI WANGというアンパンヨントーフのお店。

 

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いつも通り具材を選んで、お店の方に渡すと、「ドライかスープか?」と聞かれたので、おすすめを聞くと「もちろんドライ!」とのことであったので、ドライで注文。

麺は米粉の平麺をチョイスし、お会計は6,7ドル程度。

 

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そしてこのヨントーフが美味かった。めちゃくちゃ。

 

茹でられた具材と麺は別の皿で提供され、スープも同様。

ソースは卵の白身のようなものが入っているように思われ、味は醤油のような香ばしい味が印象的。こちらのお店のソースもとろみがしっかりついており、具や麺とうまく絡んで最後まで楽しむことができた。

 

具材はこれまで行った店舗にはなかったものも多く、中でもこの湯葉を巻いたような具材は驚くほどに美味しかった。

 

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外側のカリっとした触感と、内側のもっちりとした触感のコントラストが心地よく、また塩味がほとんど効いていない分ソースをしっかりと味わえる、シンプルながらも至高の一品。

 

ここは必ず再訪したい一軒。

ちなみに、同じフードセンター内に長い行列が絶えないエビ麺の店舗もあり、そちらも名店の予感がするので併せて行ってみたいものである。

 

 

⑦My Yong Tau Fu

Wisma Atria, 435 Orchard Rd, Singapore

 

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銀座のような、当方には何の関係もないお買い物ロード・オーチャードのど真ん中にあるWisma Atriaという商業ビルの中にあるフードコード内の一軒。

 

ドライで注文してみたが、このお店が先述の2件のようなソースはなく、茹でただけの具材と麺を食べる…といった感じになってしまった。

勝手にソースがあると思い込んでいたので、その部分についてはやや残念であったが、小皿のチリソースとスープで十分に美味しくいただくことができたし、写真右上の揚げのような具材は初めて食べたが、甘辛くて美味しく、新たな具材と味の出会いもあった。

 

 

 

今回の記録は以上。

今後も随時更新予定、まだまだ美味しいヨントーフを探す旅は続く。

 

また、もしこの記事を見てくださった方の中で、美味しいヨントーフのお店をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてくださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。